多趣味なガテン系ITおじさん、「しまぴ」でございます。
今日は管理人が愛してやまない「ギター」のお話。
手持ちのギターの中でも、今一番のお気に入り、
Fender ストラトキャスター
のペグ(糸巻部分)を「ロックペグ」に交換しました。
「ロックペグは良いよ~」という噂は聞いていたのですが、実際に交換してみると想像以上に良かったので、紹介いたします。
この記事は、
と思っている方に見て頂きたい内容です。
ペグを交換する理由
現在手元には5本のギターがありますが、この中でトレモロアームが付いているのは
- RG450DX
- ストラトキャスター
の2本です。
RG450DX はロックナット(0フレットのところで弦を固定する機構)がついています。
対してストラトキャスターは、ごくごく普通のナットです。
ロックナットと普通のナット、何が違うかと言うと、アームを使用した後のチューニングの安定度が全然違います。
ロックナット付きの RG450DX は、全くと言っていいほどチューニングが狂いません。
ストラトキャスターはと言うと・・・、ちょいちょいチューニングが狂っています。
あまりアームは使わないとはいえ、何とかしたい・・・。
そして、ストラトキャスターは今一番のお気に入りなので、手をかけたくて仕方ない!!(笑)
という事で、チューニング安定化の大義名分のもと、ペグを弦を固定する「ロックペグ」に変更します!
ロックペグの選定
「ロックペグ」と言えば、「ゴトー」と言うメーカーの
「マグナムロック」
が有名です。
しかし、調べてみると、「マグナムロック」は可愛いストラトちゃんに「穴あけ加工」をしないと取付できません。
せっかくピカピカな状態のストラト、出来れば穴あけ加工せずにペグを取り付けたい。
調べていくと、Fender 純正のロックペグがあるじゃないですか。
Fender純正のロックペグは、Fender USA のAmerican Deluxシリーズや現行のUltraシリーズと言った、ちょいと高価格帯のモデルに搭載されているものらしい・・・。
形状的には、手元のストラトのペグと同じタイプの様です。
(ストラトはモデルや年代でペグの形状が違うので、注意!!)
調べてみると、やはり手元のPlayerシリーズのペグと互換性があるようですね。
早速取り寄せます。
Fender Locking Tuners へ交換
ジャーン!!到着~~!!
因みにFender純正のロックペグ、正式名称は『Fender Locking Tuners』です。
早速、形状を比較するために、まずは現行のペグを取り外していきます。
弦を緩める際には、ストリングスワインダーがあると便利です。
ペグを固定しているナットは、10mmでした。
メガネレンチで緩めていきます。
ヘッドの裏面に空いているペグの回転防止用の穴(ポスト横の小さな2つの穴)を見ると、取り寄せたロックペグの突起部と合いそうです。
取り外した標準のペグと、交換するロックペグを比較してみます。
ポスト用の穴のサイズや、ペグの回転防止用の小さな穴の大きさ・位置なども大丈夫そうです。
新しいペグを取り付ける前に一つ注意。
交換する新ペグの方は、1~3弦までのポスト(弦を巻付ける棒状の部分)が低くなっています。
取付時に、間違わないように気を付けながら交換していきます。
1~3弦は弦が細いので、弦のテンション維持のためにポストが低くなっています。
出来たー!!
Fender Locking Tuners メリット
パッと見はあまり変化がありませんが、弦を張っていくとその違いが分かります。
何と言っても、
弦交換がスンゴイ楽
になりました。
今まで、弦交換をする時(弦を張る時)は
- 対象のポストに弦を通す
↓ - 対象の弦のポストから、ポスト2・3個分の長さの所で折り曲げる
↓ - 弦が重ならないように、ポストに弦をグルグルと巻付けていく
↓ - チューニングする
と言った作業が必要でした。
3.の「弦が重ならないように」と言うのが苦手なんですよ・・・・・
しかし、ロックペグで弦交換する場合は、
- 対象のポストに弦を通す
↓ - ペグ裏面のつまみを回して締め、弦を固定する
↓ - 余った弦をカットする
↓ - チューニングする
と言った感じで、あっという間に弦交換が終わります。
ホント、弦交換が劇的に楽になりました。
スタジオやライブ等で弦が切れてしまった場合も、短時間で弦交換ができます。
更に弦をポストに巻き付けた部分がずれる事によって起こる、チューニングの狂いも無くなるので、一石二鳥です。
Fender Locking Tuners デメリット
スンバラシイ事ばかりと感じる「ロックペグ」ですが、デメリットもあります。
- ペグの部品点数が増えるので、ヘッドが重くなる
- パーツ変更に伴い、材質や構造の変化で音(鳴り)が変わる
と言ったところでしょうか。
ただ、プロ級の腕前を持っているならともかく、永遠の初心者の管理人です。
どちらも大した問題ではありません。というか、ほとんど気づきません(汗)
それよりも、ロックペグに交換することのメリットの方が大きいです。
ロックペグを取り付ける事による、メリットとデメリットをよく考えて、交換に踏み切りましょう!
Fender Locking Tuners まとめ
今回、初めて「Fender 純正のロックペグ」を使ってみて、スバラシさを実感しました。
初心者などチューニングや弦交換が苦手な方にとって、チューニングが狂いにくく弦交換が劇的に簡単になるロックペグは、とても重宝すると思います。
ただ、本格的にギターに取り組んでいる方、ベテランさんなどにとっては、
- ヘッドが重くなる(バランスが狂う)
- 鳴りが変わる
といった変化があるので、要注意です。
メリット・デメリットをよく考えて、導入に踏み切りましょう。
今回はストラトだけをロックペグに交換しましたが、他のギターにもロックペグを取り付けたくなってしまいました。
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一番のお気に入りギターの整備をしたので、お次は練習して上達しないと…ですね。
では、また!
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