ここ数年、仕事中のBGMに使っていた Anker Soundcore Mini 3。
カミさん愛用のスピーカーが故障したので、泣く泣く譲ることにしました。
で、代わりのスピーカーをと探していたところ、良いタイミングで Amazon プライムデーが!
憧れだった、
『Bose SoundLink Mini Ⅱ SpecialEdition』
を格安でゲットしたのでレビューです。
ハッキリ言って、
そこら辺のスピーカーとは『モノが違う』
といえる製品ですよ~
Bose SoundLink Mini Ⅱ SpecialEdition ってどんなスピーカー?
Bluetooth スピーカーとしては古参製品
Bose SoundLink Mini の初代機が発売されたのは、2013年。
2015年に『Ⅱ』にモデルチェンジし、2019年に現行の『SupecialEdition』になりました。
この目まぐるしく移り変わる時代の中で支持され続け、10年以上続く製品です。
基本性能がしっかりしているからこそのロングセラー。
実力のほどが伺えます!
Bose SoundLink Mini Ⅱ SpecialEdition の仕様
サイズ | 180mm(W) x 51mm(H) x 58mm(D) |
重量 | 680g |
ワイヤレス再生 | Bluetooth |
連続再生時間 | 12時間 |
外部入力端子 | 3.5mmミニプラグ×1 |
電源 | USB-C ポート(充電用) |
マイク | あり |
防水機能 | なし |
付属品 | 取扱説明書、USB-C ケーブル |
Anker Soundcore Mini 3 には無かった、ミニプラグ入力端子が付いているのは地味にうれしい装備です。
ただ、本体に防水性はないので使用場所はある程度制限されるかも。
実はテレワークにもおススメ
Bose SoundLink MINI Ⅱ の音の良さについては後述しますが、良い意味で一番期待を裏切ってくれたのが、搭載されているマイクの性能。
通常は iPhone と(リモート会議用の)iPad と同時にペアリングしています。
(マルチペアリング可能)
BGM を流しながら、電話がかかってきたらそのまま受けて通話するという使い方ですが、とても快適。
コチラの音声をしっかり拾ってくれます。
リモート会議や電話での会話などは全くのノーストレスです。
長時間のイヤホンで耳がカユくなっちゃう人は、イイかもですよ。
Bose SoundLink MINI Ⅱ SpecialEdition 開封
では、開封していきましょう。
やはりそれなりの価格の品だけあって、箱も高級感があります。
あ・・・外箱の天面に破れが・・・・・
Amazonさん、頼みますよ・・・(トホホ)
※中身には全く影響ありませんでした
外箱をめくると、取扱説明書類が入っています。
他に同梱品は充電用の USB-C ケーブルのみという、シンプルさ。
その下には、本体がドーンと鎮座。
う~ん、シンプルで良いっスな~
取り出した本体がコチラ。
本体上面には、各種操作ボタンが並んでます。
左から、
- 電源ボタン
- 音量(-)
- マルチファンクションボタン
- 音量(+)
- Bluetooth ペアリングボタン
正面から見て右側に、充電用の USB-C 端子とミニプラグ入力端子。
底面は滑り止めを兼ねたゴムのプレートがついていて、型番や製造番号などが書かれています。
このゴム部分をペロッとめくると、中にはバッテリーが固定されています。
筐体は手のひらサイズなんですが、『ズシッ』と重量感があります。(本体:680g)
大きさからイメージする倍くらいの重さで、宅配業者に手渡されたときはビックリしました(笑)
これは、金属(アルミ)製のガッシリした筐体ゆえの重さです。
モチロン、音質のための重さですよ。
『音』というのは、空気の振動です。
つまり、
余分な振動 = 音楽以外の音 = 音の雑味
なわけで、スピーカーの筐体(箱)が振動しても何もイイ事はありません。
むしろ雑味が増えて「にごった音」になるんです。
頑丈な筐体で余分な振動を減らすことで、『純粋な音』に近づけることを狙った結果の重さなわけです。
Bluetooth ペアリング
手持ちの iPhone と Bluetooth でペアリングしてみましょう。
本体天面の右端についている Bluetooth ボタンを押すと、ボタンについているLEDランプ(白)が点滅します。
LEDの点滅中に iPhone 側で
設定 > Bluetooth
と開くと
「Bose Mini Ⅱ SE SoundoLink」
という名前で検出されます。
Bose SoundLink Mini 2 音質レビュー
それでは、肝心の音を聴いてみましょう。
じつは7~8年前、SoundLink Mini(初代)に接する機会があって、音の良さは知っているつもりでした。
それでも手元で鳴らしてみると、改めて音の良さがわかります。
まず、低音。
思わず二度見するほど、サイズに見合わないボリューム感タップリの低音がかなり下の周波数帯まで出ています。
その低音はキッチリと制御されていて、安いスピーカーにありがちな「ボワンボワン」したところがありません。
切れ味鋭く制御された低音は、ドラム・ベースのリズム隊を際立たせます。
そして中高音。
濁りがなく透明感がある、生々しいボーカル・ギターが印象的です。
もちろんハイハットなどの音もきらびやかに再現されています。
今回、いくつか試聴したアルバムの中では、STING のアルバムが一番相性がよさげでした。
じっくり聞かせるタイプの音楽は、中低音が心地よく響いてイイ感じです。
全体的に音の質・量はモチロンですが、なんといっても「透明感」・「生々しさ」がすごいです。
これは、金属製の高剛性な筐体で余計な共振を抑えている効果なのでしょう。
しかし、何度見ても「このサイズでこの音質」は驚きですね。
音量は、極小音~中程度までの音の大きさを想定しているようで、期待以上のパワフルな音を聴かせてくれます。
まさに
『デスクトップオーディオのリファレンス機』
と言ったカンジ。
ただし、音量を上げてスピーカーから距離をとって聴くと手のひらサイズの悲しさ、音の広がりに若干の物足りなさを感じてしまいます。
「広い部屋で大音量で鳴らす」よりも「机の上でそこそこの音量で鳴らす」のが本来の楽しみ方かなと感じました。
『モノ』が違う!納得の高音質 BOSE SoundLink Mini Ⅱ レビュー:まとめ
今回、自身初の Bose 製品、SoundLink Mini Ⅱ SpecialEdition を紹介しました。
音が良いのはわかっていましたが、実際に手元に置いて日常的に使うと、その良さがしみじみと分かります。
ホント、今年買って良かったもの No.1 かも。
お値段もそれなりに張りますが、買って後悔のない製品だということはハッキリと言えます。
究極の「お手元BGM」体験、いかがですか?
では、また!