![悩んでいる女性](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2021/09/x2649786.jpg.pagespeed.ic.rBuIMUp_t3.jpg)
最近、安いイヤホンにもノイズキャンセリング機能が搭載され始めたけど、音質とかって実際どうなの?
ここ数年大人気の『ワイヤレスイヤホン』。
出始めの頃と比べると価格的にもこなれてきて、モノによってはずいぶん入手しやすくなったと感じます。
でも、「”安かろう悪かろう”じゃないの~~~?」という印象は否めません。
実際、安いだけの粗悪品も結構あるんじゃないかなぁ・・?(多分)
今回は、そんな購入しやすいエントリー価格帯のワイヤレスイヤホン、
「QCY HT05」
というモデルのイヤホンを入手しましたのでレビューしていきます。
果たして、「安かろう悪かろう」なのか・・・・?
結論から言うと、タイトル通りで
「価格破壊的な高コスパ」
「この価格でここまで出来るんか・・・」
と言いたくなる良品でしたよ!
ちなみにこの記事執筆時点(2023年6月)での Amazon での価格は
4,580円(税込)
※タイムセールで 30% OFF(標準価格:6,580円)
・・・・5,000円切ってるやん・・・・・
QCY HT05 ってどんなワイヤレスイヤホン?
QCY HT05 の特徴
QCY HT05 は、こんな特徴を持ったイヤホンです。
- Bluetooth 5.2 搭載の完全ワイヤレスイヤホン
- 最大 40dB のノイズ低減性能を誇る『ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能』付き
外音取込みモード・風切り音低減機能も搭載 - 6つのマイクを搭載し環境音を相殺、ハンズフリー通話も快適
- 10mmの大口径ドライバーで迫力の音楽再現
大きなドライバーは低音再生に有利! - 専用アプリでイコライザー設定も自由自在
6つのプリセット + マニュアル調整も可能なイコライザー
QCY HT05 のスペック
QCY HT05 のスペックは概ね以下の通り。
形状 | カナル型 |
タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC、AAC |
本体操作 | タッチ式 |
ドライバ | 10mm ダイナミック型ドライバ |
最大再生時間 | 約30時間(本体+充電ケース) |
ノイズキャンセリング方式 | アクティブノイズキャンセリング(外音取込機能付) |
ノイズキャンセリング性能 | 最大 40dB(3段階の強度調整可能) |
通話機能 | ハンズフリー通話対応 |
防水機能 | IPX5 |
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このスペックで実売価格「4,580円」は信じられませんね・・・
QCY HT05 のレビュー
では、 QCY HT05 の現物チェックをしていきましょう。
QCY HT05 のパッケージ
銀色をベースカラーとしたパッケージに黄色のアクセント。
豪華さはありませんが、シンプルで悪くないです。
外箱の表記は英語と中国語のみ。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/0-01-1-682x1024.jpg)
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/0-02.jpg)
内容物は写真の通りです。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/0-04-1024x887.jpg)
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーチップ
S・L サイズ(Mサイズは本体へ装着済) - 充電ケーブル
(USB-A ⇔ USB-C) - 取扱説明書
※英語・中国語表記のみ
取扱説明書については、日本語表記が無いので注意です。
(それほど頻繁に使うものではないけど)
![管理人](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2021/06/xProfile.jpg.pagespeed.ic.Vtzn_hA-7y.jpg)
メーカーさんに確認したら、7月中には日本語の取説に変更されるとのこと。
それまでは、Amazon の商品ページの「商品ガイドとドキュメント」からPDFで入手できます。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/0-05-1024x542.jpg)
QCY HT05 の外観
続いて QCY HT05 の外観を見ていきましょう。
![管理人](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2021/06/xProfile.jpg.pagespeed.ic.Vtzn_hA-7y.jpg)
今回はブラックモデルのレビューですが、ホワイトモデルもありますよ
QCY HT05 の充電ケース
まずは充電ケースから。
約 5cmチョイ 四方の正方形に近い形状で、厚みは大体 3cm 位。
化粧用のコンパクトみたいに開くタイプですね。
角を丸くしてあり、手のひらやポケットへの収まり具合は良好。
表面はマットな手触りで、指紋なんかは目立ちにくそうなのは有難いです(^^)
充電ポートは USB-C タイプのコネクタが右側面に付いています。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/1-0102-1024x649.jpg)
充電ケースを開いた中央辺りにあるボタンを押すと、手前にあるランプが光って充電残量が分かる仕組み。
白点灯:残量20%以上
赤点灯:残量20%未満
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/1-03-1024x768.jpg)
手持ちの AirPods Pro(第一世代)の充電ケースと並べてみます。
(AirPods Pro にはシリコンカバー装着)
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/1-04-1024x565.jpg)
形状が違うので判りづらいかもですが、QCY HT05 の方が厚みがありますがコンパクトに感じます。
重さは、QCY HT05 の方が若干軽いですね。
イヤホン本体は充電ケースにマグネットで吸着するので、不意に落下するなんて事はなさそう。
充電ケースからのイヤホン本体取出し・収納もストレスなくできます。
QCY HT05 の本体
本体は俗にいう「うどん」付の AirPods Pro タイプの形状。
全体的にブラックで統一されていて、一言でいえば『無難』な印象。
ビジネスシーンでも悪目立ちしない、大人し目な雰囲気です。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/x1-05-1024x768.jpg.pagespeed.ic.Y3GYqd_Byz.jpg)
そして何といっても「軽い」!!
長時間使うことを考えると、この軽さは耳に対するストレスが少なそう。
その代わり「重厚感」はないので、人によっては「チープ」と感じるかも。
スマホなどとの接続は、カンタンです。
充電ケースから取り出すと、端末側の Bluetooth デバイス一覧へ表示される「QCY Melobuds ANC」というデバイスを選ぶだけ。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/1-06-473x1024.jpg)
手持ちの AirPods Pro(第一世代)と比べてみましょう。
サイズ的には、ほぼ同じくらいかな・・・?
形状も同系統のシルエットながらも、QCY HT05 の方は角張ってシャープな印象。
「うどん」部分の外側はタッチセンサーになっていて、このあと紹介するアプリを使えば本体の操作設定が可能。
![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/1-07-1024x675.jpg)
QCY HT05 の装着感
QCY HT05 の装着感は一言でいうと「軽い」です。
耳への負担が少なく、長時間の装着も楽そう。
QCY HT05 の ANC 機能
QCY HT05 の ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能の効き具合は、実用上十分に優秀です。
電車の中などで、音量を上げなくても音楽へ没入するには充分な効き具合です。
![管理人](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2021/06/xProfile.jpg.pagespeed.ic.Vtzn_hA-7y.jpg)
アプリでノイキャンの効き具合の調整もできるよ。
QCY HT05 用アプリの紹介
QCY HT05 をコントロールするアプリ「QCY」は、以下からダウンロード可能。
ノイズキャンセリング機能の強度切り替え(3段階)もアプリから可能。
ユーザー登録必須なのがちょっとアレですが、アプリがあった方が細かな設定ができるのでおススメです。
また、イコライザーの設定やタッチセンサーのカスタマイズ、ファームウェアのアップデートもできるので、スマホに入れてて損はないかも。
ただ、耳に装着していてもイヤホンを検出しないことがあったりと、動作が不安定なところは早めの改善を期待しましょう。
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![](https://gaten-it.com/wp-content/uploads/2023/06/1-09-473x1024.jpg)
QCY HT05 を試聴
今回も、HR系を中心に試聴してみましたよ~
①マンガ・アニメ・ロック好きなら、これは聴いとけ
②発売から30年経過した今もなお「神アルバム」
③そして、「15年ぶりのニューアルバム」
④フレディのボーカルの表現力をチェック
⑤女性ボーカルの表現力はどうかな?
QCY HT05 の音の印象
全体的な音の印象としては、
「変にトガったところがなく、聴き疲れしない」
です。
「重低音が得意です」とか「高音域の再生が美しい」とかをうたい文句にした「一芸に秀でた」製品もありますが、QCY HT05 は基本に忠実なカンジ。
傾向としては、AirPods Pro と似ていますが、各音域の音の「質」は QCY HT05 の方に軍配が上がります。
特に低音域の量感。
AirPods Pro は結構「スカスカ」なんですが、QCY HT05 はしっかりとボリューム感ある低音を再生してくれるので、ロック系の音楽は迫力がイイ!
全体的に「まとまっている」という感じで、音楽のジャンルを選ばないオールマイティなチューニングがされています。
『全音域 80点』とでも言いましょうか、価格を忘れさせてくれる音質ですね。
又、こういった味付けであれば音楽以外にも、映画や YouTube などの動画配信の再生、オンライン会議などもソツなくこなしてくれそう。
ただし、音の「解像度」や「粒立ち」、「表現力」、低音の「キレ」などはそれほど高くはないので、音にこだわるオーディオファン・マニア向けではないところは注意。
「音に強いこだわりがない、万人向けなイヤホン」といった位置付けですね。
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AirPods Pro(購入時価格:約3万円)との価格差を考えると、恐ろしいほどのコスパです
QCY HT05 の良いところ・イマイチなところ
良いところ
- 高コスパ
実売価格(4,580円)と釣合わない機能・音質 - 聴き疲れしない音質チューニングは秀逸
音質は価格差約6倍の AirPods Pro(第一世代)をしのぐ(と思う) - 優秀なANC機能
実用上十分な優秀さ、アプリで調整も可能 - 軽い装着感
長時間使用に最適な「軽い」装着感
イマイチなところ
- ケースの充電状態が分かりづらい
ケースのランプ点灯具合で大まかな判別はできる - 高級感に乏しい
それでも価格からすれば必要十分 - アプリの安定性
バージョンアップに期待しましょう
ワイヤレスイヤホン】この価格でノイキャン付き?価格破壊的な高コスパイヤホンのレビュー【QCY HT05】:まとめ
今回紹介した、QCY HT05。
価格を見て正直そこまで期待してなかったんですが、良い意味で期待を驚くほど大きく裏切ってくれました。
高コスパが一番のウリの製品で、音に強いこだわりがない(オーディオマニアではない)万人向けのイヤホンです。
万一、落下や紛失してもお財布へのダメージが比較的小さい所も、ポイント。
ワイヤレスイヤホン入門機として、普段使いにピッタリですね。
「ちょっと試しに買ってみようかな?」と思える価格はホントに魅力的。
QCY HT05 おススメです。
では、また!