コロナウイルスの影響もあるのか、昨今では副業をする方が増えているようです。
副業で中古品の売買を考えている方もいらっしゃると思いますが、利益を得る目的で中古品の売買をするには「古物商許可」が必要です
管理人は、2021年4月26日に古物商の許可申請書類の提出をして、昨日5月24日、無事に許可が下りました~
事前調査の甘さなどもあり、何度か警察署に通ったのちにようやく申請が受理されての許可でした。
今回の経験が少しでも今後古物商許可申請を考えている方の参考になればと思い、気を付けるべき点を記憶をたどりながらお伝えしていきたいと思います。
この記事は
のお役に立てると思いますよ。
個人事業主の管理人は、基本的には『ガテン系ITおじさん』として、コンピューターの設定や設置・保守などを主な生業としてます。
しかし、このところ(2021年5月現在)のコロナウイルスの影響で、本業が超間接的に影響を受けており、お仕事激減しています。
(超間接的な影響なので、補助金も出なさそう・・・・・( ノД`)シクシク…)
そんなこんなで『他にもお仕事増やすべぇ』と思い立って、「古物商許可申請」を出すことにしました。
正式に許可が下りると、「中古の品物を仕入れて販売する」(いわゆる『せどり』ですね)事が、事業(お仕事)として出来るようになります。
古物商の許可を得ずに品物を仕入れて販売すると・・・・・捕まります、ハイ。
「古物営業法違反」というものにあたるらしいです。
「お仕事として」中古品の売買を考えている方は、必ず古物商許可申請をするようにしましょうね。
(手元の不用品を売る場合は当てはまりません)
「古物商許可申請」って、どこで申請するの?
では、実際の古物商許可申請はどんな感じだったのかを紹介していきます。
■実店舗を持たない(web上・訪問での取引のみ)個人事業主の申請例
- 申請場所
営業所所在地を管轄する警察署の防犯係
(わからない事があれば、この防犯係に聞けば教えてくれます) - 申請時間
平日 9:00-16:00 ※福岡県:2021年5月現在
注:受付終了間際に行くと、営業内容や申請書類の記入漏れチェック等々、いろいろと確認ができないので時間に余裕を持って行きましょう! - 標準処理期間
古物商の許可申請を受け付けてから、許可・不許可の決定までの標準期間は約40日です。(長い!)
古物商許可申請に必要なもの
■福岡県の場合
※各都道府県により変わってくるかもしれませんので、管轄の警察署のHP等で確認してください。
◆:管轄の警察署のHPからダウンロードできる書類
- 申請用紙 ◆
申請者の氏名・住所・生年月日・営業所の有無などの情報
ネット販売する場合は、利用するサービス毎にマイページなどの情報(URL等)等を記入します。 - 誓約書(個人用と管理者用)◆
- 略歴書 ◆
- 住民票の写し(本籍地記載のもの)
- 身分証明書(本籍地の役所に行って発行してもらう)
- 申請手数料:19,000円(意外と高い・・・)
古物商許可申請手続きの内容
実際に申請手続きをした時の内容と感想は、以下の様な感じです。
申請用紙
これが一番大変でした。
記載内容について、少しでもわからないところがあれば、管轄の警察署に電話すれば教えてくれるそうです。
管理人は、警察署がそこそこ近かったことと、担当してくださった方達がとても親切に対応してくださった事もあり、直接書類を持ち込んで、「これでどうでしょう?」をやってみて、3回目でようやく受理されました。
管理人の場合は実店舗無しで、予定(予想?)する販売場所を
- メルカリ
- Amazon
の2サービスとしていました。
福岡県の場合は、「利用するサービスのマイページのURL(運営側から与えられた個々の販売スペース的な意味合い)」の記入が必要との事でした。
しかし、メルカリ・Amazon 共に、マイページに固定されたURL(一意のもの)がパソコンのブラウザでは表示されません。
調べてみると、メルカリのマイページには一意のURLは存在しないようで、問い合わせをした方も「運営側からURLの払い出し(?)はしない」という回答をもらったとの事。
とりあえず、パソコンのブラウザでマイページを開き、
- 表示されたURLを申請用紙に記入
- マイページとその中のプロフィールや登録メールアドレスが記載されたページを印刷
- パソコンを警察署に持参して、画面を見せながら説明
という手順で、何とかOKを頂きました。
Amazonについてもメルカリと同様に、マイページのURLを記入、画面印刷までして持参をして、OKでした。
※あくまで管理人の場合です。事前に電話で相談したうえで、警察署に行くことをお勧めします。
誓約書
誓約書は、ダウンロードして印刷したものに手書きで記名します。
個人用と、管理者用の2種類を提出しました。
略歴書
略歴書については、簡単な履歴書のつもりで書いたのですが、問題ないと言われました。
内容は、「xx年〇月~〇〇年△月、株式会社ホゲホゲ勤務」とか言った程度です。
住民票の写し
住民票の写しはそのままですね。
本籍地の記載があるものが必要になるので、その点だけ注意です。
身分証明書
身分証明書は、本籍地の役所で発行してもらう必要があります。
本籍地の役所が遠い人は郵送で取り寄せもできると思いますので、役所に確認してみましょう。
管理人は注意点を斜め読みしてたので、「運転免許証でいいんじゃ?」とか思ってました。(恥)
申請手数料
申請手数料も斜め読みのせいで見落としてました(汗)
金額は、19,000円 です。
現金しか使えないところが多いと思いますので、しっかり用意しておきましょう。
古物商の許可申請について、郵送での申請手続を受け付けているところもあります。
管轄の警察署が遠い方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
古物商許可申請 まとめ
どうでしょう、古物商許可申請の一連の流れは分かりましたか?
なかなか1回でOKとはなりにくいようですが、くじけずにチャレンジしましょう!
警察の方も丁寧に教えてくれますよ!
では、また!
コメント