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#07:MacBookで無料のOfficeを試す【WindowsなおじさんのMacデビュー記】

MacBookに無料のOfficeを試す:アイキャッチ パソコン/お仕事
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以前の記事で、初めてのMacBookを入手して、

  1. macOSの初期化
  2. macOSの初期設定
  3. macOSの日本語入力環境のカスタマイズ
  4. macOSにウイルス対策ソフトを導入

とセットアップしてきました。

今後は、このMacBook Airもサブ機としてお仕事に使いたいと思っているので、最低限Officeソフトくらいは欲しい所です。

管理人が使っているWindows機のMicrosoft Officeは買い切り版の為、MacBookにもインストールするという訳にはいきません。

やはりあの時、Office 365にしておけば・・・と思っても、アフターカーニバル(後の祭り)です。

まずは、Macで使えるオフィスソフトにどんなものがあるのかを調べてみました。

結論から言いますと、ある程度の制限はあるけど、一応無料でイケるという結果に。

この記事は

Macを買ったけど、Officeソフトはどんなものが使えるの?
Macで使える、無料のOfficeソフトはないかなあ?

と言ったお悩みがある方に読んでいただきたいです。

この記事を書いている人

ハンドルネーム:しまぴ
お仕事:職歴30年超、フリーのカスタマーエンジニア。
今までにセットアップしたパソコンは、数千台。(数えてないけど、多分)
導入経験OS:MS-DOS、DOS/V、OS/2、Windows3.1、Windows95以降のWindows(クライアント)、WindowsNT4.0Server以降のWindows(サーバー)、Linux等。

Macで使えるOfficeソフト

Microsoft Office

買い切り版 Office

Officeのホームページ画像
出典:マイクロソフト

執筆時点では、Office2019が最新版です。(2021年9月)
エディションが複数あり、それぞれの機能によって価格も違います。
エディションの違いは以下の表をご覧ください

 エディション  Personal Home
and
  Business
  
Professional
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
OneNote
Access
Publisher
管理人
管理人

管理人のWin機×2台も、買い切り版のOffice2019「Home and Business」と「Personal」を利用しています。

Microsoft 365(旧:Office365)

Microsoft365のホームページ画像
出典:マイクロソフト

サブスクリプションタイプのOfficeです。
常に最新バージョンのOfficeが利用可能で、Win・Mac・タブレット・スマートフォンのマルチデバイスでの利用も可能
(プランにより、内容が異なりますので注意)

管理人
管理人

管理人も、初めからPCが増える(しかもMacにまで手を出してしまう)事が分かっていれば、これを選んでますね・・。

Office Online

Office Online のホームページ画像
出典:マイクロソフト

Webブラウザ上で利用できる無料のMicrosoft Officeです。
マイクロソフトアカウントインターネット接続が必要です。

使える機能は

  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • Outlook
  • OneDrive
  • Teams
  • OneNote

です。(Accessは使えません)
データはクラウド上のOneDriveへ自動で保存されます。

Excelでマクロが使えないなど機能的な制限がありますが、基本機能程度しか使わないのであればこれで十分かと。

WPS Office for Mac(旧 KINSOFT Office)

WPS Officeのホームページ画像
旧KINGSOFT Office です。 出典:KINGSOFT

KINGSOFT社が販売しているOfficeソフトです。
Win版・Mac版・モバイル版があります。
Microsoft Officeとの互換性は・・・・頑張ってはいますが、マクロ対応を含めてまだまだなようです。

OpenOffice系

Apatch OpenOffice

OpenOfficeのホームページ画像
定番の「OpenOffice」後継です。 出典:Apatch OpenOffice

Windowsでもおなじみの、Microsoft Office互換ソフトの定番「OpenOffice」(2011年開発終了)の後継ソフトの一つ です。

ダウンロードはこちらから。

マクロに対応していなかったり、ファイルを開いた際にレイアウトが崩れる事があったりします。

また、標準のファイル形式が、「オープンドキュメント形式(ODF)」で、Microsoft Office2007以降のファイル形式(Office Open XML)の書き出しに対応していません。(読み込みは可能)

OpenOfficeだけを使うのであれば良いのですが、MSのファイル形式に非対応と言うのは、普段使いにもちょっとキビシイですね。。

LibreOffice

LibreOfficeのホームページ画像
こちらも「OpenOffice」の後継にあたります。 出典:LibreOffice

OpenOfficeから派生したオープンソースのOfficeソフトです。

ダウンロードはこちらから。

Linuxでは、標準のオフィススイートとしているディストリビューションも多いソフトです。

OpenOffice同様、標準のファイル形式が「オープンドキュメント形式(ODF)」となっています。
Office2007以降のファイル形式(EXCELなら、xlsxなど)のファイルと相互にインポート/エクスポートできますが、データ欠落の恐れがあるようなので、Office2007以降のファイル形式のみで使うのが良いかもです。
データ形式に注意は必要ですが、普段使いならこれで良いかなといった製品です。
ちょっとテストが必要ですね。

Neo Office

AppStoreのNeoOfficeのページ画像
Mac専用のMS Office互換ソフトです。 出典:AppStore

Neo Office もOpenOfficeから派生したOfficeソフトですが、こちらはmacOS専用の有料アプリ(3,060円)となっています。

現行バージョンは、LibreOfficeベースです。

アプリ本体はAppStoreから入手できますが、バグ修正プログラムのダウンロードは公式サイトで可能です。

管理人
管理人

Microsoft 365の契約が無い場合は、Microsoft Officeを購入するか、代替品の購入・導入のどちらかです。
とりあえず選ぶのであれば、無料のLibreOfficeですが、ファイル形式がチョット心配ですね。
まずは互換性重視で、Office Onlineをしばらく使ってみる事にします。
その後、LibreOfficeを導入してテストしてみようかなと。

Office Online を試してみる

とりあえず、データ互換性の問題が無い「Office Online」を使ってみる事にします。

1.Office Online のサイトにアクセス

まずは、Webブラウザを起動して、Office Onlineのサイトへアクセスします。

画面左下の「サインイン」をクリック。

office Onlineのホームページ画像
今回は、Safariで試してみました。 出典:マイクロソフト

2.Office Onlineへサインイン

マイクロソフトアカウント/パスワードを入力してサインインしましょう。
Office Onlineを利用するためには、マイクロソフトアカウントが必須です。
お持ちでない場合は、新たに作成しましょう。

マイクロソフトアカウントとパスワードを入力します。
マイクロソフトアカウントとパスワードを入力します。 出典:マイクロソフト

3.Office Onlineを使ってみる

サインイン直後の画面です。最近使ったファイルが表示されます。
サインイン直後の画面です。最近使ったファイルが表示されます。 出典:マイクロソフト

Office Online では、データは全てOneDriveへ自動で保存されます。
現在、仕事用のデータは全てOneDriveへ保存して運用していますので、特に困る事は無さそうです。

管理人
管理人

左にあるメニューアイコンから「OneDrive」をクリックして、保存しているファイルをダブルクリックすれば、ExcelやWordが開きます。

左に縦一列のメニューアイコンが並んでいます。
左に縦一列のメニューアイコンが並んでいます。 出典:マイクロソフト

ネットワークが遅いと、開くときやデータの保存時に少し待たされたりする事はありますが、あまり違和感なく使えると思います。

管理人
管理人

しばらく使ってみて、イマイチだったらLibreOfficeをメインにしてみるかもですね。

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#07:MacBookで無料のOfficeを試す まとめ

今回は、Macで使えるOfficeソフトを調べてみました。

有料の物以外に無料の製品もありますが、データや動作(特にマクロ)の互換性に関してはどれも実用上は厳しそうですね。

やはり一番無難なのは、Microsoft製品という事になりそうです。

ビジネスの世界では、OSもOfficeソフトもMicrosoftの独占状態が長く続いています。

シェアを考えると、Microsoft製品がスタンダードとなっていますので仕方ないんですが、この一強体制は何とかならないものかと思いますね。

Apple・Googleには頑張ってもらいたいところです。

では、また!

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