レコーダー・録画機能付きテレビに常に付きまとう「空き容量不足問題」。
このレコーダー・テレビの「空き容量不足問題」対策として「外付けHDD」(USB HDD)を使っている方も多いでしょう。
「外付けHDD」には空き容量を増やすと言ったメリットだけではなく、デメリットもあります。
例えば、
『レコーダーを買い換えると、「外付けHDD」内の録画番組が観れなくなる』
とか。
今回、自宅の「空き容量不足問題」対策として、「RECBOX」を導入しました。
「RECBOX」とは何か?も含めて、ご案内します。
この記事は、
と言った方におすすめです。
我が家のBDレコーダー
レコーダーの外付けHDD
BDレコーダー(ハードディスクレコーダー)をお持ちの方は、多いと思います。
我が家にも、ちょっと古いタイプですが2台のBDレコーダーがあります。
メインで働いているのは、Panasonic DMR-BRZ1000(HDD:1TB)と言うBDレコーダーです。
このBDレコーダーに、その辺に転がっていた500GBのHDDをケースに入れてUSB接続していました。
ある時、このHDDの挙動が若干怪しくなってきました。
BDレコーダーが、時々HDDを認識しないことが出てきたのです。
恐らく、HDDの寿命でしょう。
ちょっと対策を考えた方がよさそうです。
常に「空き容量不足」
更に、BDレコーダーの内蔵HDD(1TB)は、常に空き容量不足の状態です。
理由は、
- 家族が好き勝手に録画をしている
- 見終わった不要な番組を消さない
- 「そのうち観よう」と思って、そのままにしている番組が多い
と言ったカンジでしょうか。
今までにも、楽しみにしていた番組が、空き容量不足で録画できていない事が何度かありました。
そんな時に限って、リアルタイムで見る事が出来ていなかったりします。
何か対策を考えないとマズいです。
空き容量不足対策
HDDの空き容量不足の対策はいくつかあります。
ポピュラーなものを挙げると、
外付けHDD
外付けHDD(USB HDD)を接続して録画可能な容量を増やす対策は、コスト的にも最もポピュラーでお手軽な対策です。
〇メリット
- 費用があまりかからない。
- USBケーブルと電源をつなぐだけなので、お手軽。
×デメリット
- 買い替えなどで、別のBDレコーダーやテレビに外付けHDDを接続しても、中身が観れない。
お手軽なのは良いのですが、このデメリットはちょっと考えてしまいます。
外付けHDD(SeeQVault規格対応)
「 SeeQVault規格対応 HDD 」というのは外付けHDDの一種で、著作権保護に対応したHDDです。
〇メリット
- 別のBDレコーダーに接続しても中身が観れる。
(BDレコーダー側が規格に準拠していれば)
×デメリット
- あまり店頭で見かけない。
- 販売されている種類が少なく、マーカー・容量などあまり選ぶことが出来ない。
- 各メーカー間で互換性があるはずなのに、実際の互換性はかなり怪しい。
各BDレコーダーのメーカーが独自性を打ち出すために、いろいろとカスタマイズしてしまった結果、SeeQVault規格にきちんと準拠できておらず互換性が怪しいです。
何のためのSeeQVault規格なのか分からないと言うのが現状の様です。
『RECBOX』があるじゃない
そうやってショッピングサイトを検索していたある日、「RECBOX」を見つけました。
分類的には、「ネットワークハードディスク」と言う位置付けになります。
「RECBOX」自体にチューナーは内蔵されておらず、録画機能もありません。
BDレコーダーやテレビに録画した番組を、ネットワーク経由で「ダビング」する、と言う使い方になります。
〇「RECBOX」のメリット
- テレビやレコーダーの買い替えに影響を受けない。
- 家中のテレビから視聴できる。
(テレビにDLNA機能が必要) - スマホやタブレットからも視聴可能。
(RSシリーズのみ可能。有料アプリが必要) - スマホやタブレットで放送中の番組視聴も可能。
(RSシリーズのみ可能。有料アプリが必要) - 外付けHDDを接続して録画容量が増やせる。
- レーコーダーに書き戻し(ムーブバック)し、ブルーレイディスクに焼ける。
- テレビで外付けHDDに録画した番組も保存できる。
- スマホ・タブレットのアプリから設定・操作ができる。
アイ・オー・データから、無償アプリ「DR Controller」が提供されています。
×「RECBOX」のデメリット
- 耐障害性は無い。
- BDレコーダーに録画した番組をダビングする必要がある。
(自動ダビング機能あり) - 多少のIT知識が必要。
(ネットワーク設定が必要なので)
上記の様に、デメリットは確かにありますが、メリットと比較してみると、管理人の環境では大した問題ではなさそうです。
我が家では、BDレコーダーに録画した番組を
「見て消すものはBDレコーダーに置いたまま」
「しばらく保存しておくものは「RECBOX」へダビング」
と言った形で運用しています。
「スマホやタブレットでは見ないよ」と言う方は、
『RECBOX LSシリーズ』
『RECBOX AASシリーズ』
の方が、価格が抑えられるのでお勧めです。
【BDレコーダー【RECBOX】レコーダーから番組をダビングして空き容量不足解消:まとめ
アイ・オー・データの「RECBOX RSシリーズ」は、購入してみて思った以上に使える事が分かりました。
我が家では、既に必需品です。
長年にわたる「BDレコーダーの空き容量不足問題」、我が家では「RECBOX RSシリーズ」を導入した事により、一旦は終結かなと思っています。
ただ、機械モノなのでやはり故障した際のリスクはあります。
又、「RECBOX」に退避した録画番組を最終的にどうするか・・・という問題は残ったままだったりします。
この辺りは今後の課題ですね・・・・。
では、また!
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