Google AdSense(アドセンス)の審査、何度やっても不合格。
どうやったら合格できるの?
ブログを開設したら是非ともやっておきたいのが
Google AdSense(アドセンス)の審査。
ブログ収益化のための第一歩と言っても良いでしょう。
広告がクリックされただけで収益が発生するのですから、やらない手はありません。
しかし、アドセンスの審査は年々厳しくなっていると聞きます。
実際、当サイトは最初のアドセンス審査申請から約半年経っても審査に合格できませんでした。
一時はアドセンス審査を諦めたのですが、ある日ふと思い出して審査の申請をしたところなぜか合格。
合格の決め手は・・・・・・判りません(笑)
今回は、このサイトがアドセンス審査に合格するまでに試してみた、様々な対策についてお伝えします。
アドセンス審査にチャレンジ中の方の参考になれば幸いです。
Google AdSense 16回連続不合格
最初のアドセンス審査
最初のアドセンス審査申請をした日は記録がありませんが、不合格通知が来るまでに約2週間かかったことは覚えています。
(その後、申請した後の不合格通知が届くのは一週間前後でした。)
その時に公開していた記事は、10記事程度だったかな?
理由は分かりませんが「きっと合格するはず」という謎の自信があったので(笑)、不合格通知を見た時は軽いショックでした。
不合格の原因を調べていくと
「アドセンスの審査は年々厳しくなっている」
という事が分かったので、
ネットで調査 → 対策 → 審査申請
を繰り返していきました。
アドセンス審査対策の沼に落ちていく瞬間です(?)
実際に試してみたアドセンス対策
実際に当サイトで試してみたアドセンス審査対策を紹介します。
プライバシーポリシーや運営者情報など、アドセンス審査にかかわらず必須のものもありますので少しでも参考にしていただければと思います。
- WordPressテーマの導入
それまではWordPressを導入した時に入っていたテーマをそのまま使っていました。
アドセンスの審査では、ブログの見た目(見やすさ)も審査対象に入るそうなので、無料テーマの中では評判の良い「cocoon」を導入。 - プライバシーポリシー、運営者情報、お問い合わせフォーム、サイトマップ、メニューバーの追加
これらは順次追加していきました。
「プライバシーポリシー」・「運営者情報」は必ず作成しておきましょう。
「お問い合わせフォーム」・「サイトマップ」は可能な限りあった方が良いです。
「メニューバー」は上記の物よりも必要度は低いかもですが、サイト内の見やすさを考えれば、あった方が良いかと。 - Google AdSense コミュニティで相談
いろんな方に意見を頂き、とても参考になりました。
しかし、残念ながら決定打とはならず・・・。 - 「Hタグ」を適当に使っていたので、使い方を調べて「Hタグ」を整理
初心者あるあるかもです。
「Hタグ」が何なのかが判っていませんでした・・・・(汗)
見出しの文字の大きさ・デザインだけを見て適当にH2~H5まで使っていたので、全て整理しました。 - 文字数の極端に少ない記事、「お仕事遍歴シリーズ」、「闘病記シリーズ」(大病を患ったときの記録などの記事)を下書きへ移行。
アドセンスの審査では、「読者の役に立つかどうか」が重要視されると言われています。
読み物としてはそこそこかもですが(自己満足)、「誰かの悩みを解決しないよね?」な記事は下書きへ移行。
また、アドセンス審査の通過には1記事あたりの文字数もある程度必要だと言われています。
文字数の少ない記事(3000文字以下)も下書きへ移行しました。 - 過去記事を、もっと読みやすくリライト
過去記事を「改行」や「空白行」を増やすなど、なるべく読みやすくリライトしました。 - SEOを意識して、タイトル、見出し、SEOキーワードを修正
「タイトルを見ただけで読みたくなる記事」を目指して、コチラの記事を参考にさせて頂き修正。
また、見出しにもキーワードを入れるなど、多少なりともSEO対策をしました。 - 内部リンクにブログカードを使用
記事内で自身のサイトの別記事のリンクを貼るのに「ブログカード」を使うようにしました。
この「ブログカード」で一気に「ブログ感」が出た気がします。(笑) - 記事内に、「吹き出し」・「リスト」・「囲み」などを追加
こういった装飾は、初期の段階ではほとんど行っていませんでした。
装飾をすることで、記事の見やすさが一気にアップしたと思います。 - 大フォント、文字色を辞めて、太字とマーカーに変更
アドセンス合格のために・・・みたいな記事を読み漁っていると、「大フォント・色文字は使わない方が良い」という記事があたので試してみました。
結論としては、あまり関係なかったようです。 - カテゴリーを絞った(『ITガジェット』・『お仕事』・『趣味』の3つ)
「アドセンス審査中はカテゴリーは少ない方が良い」という記事を見て、カテゴリーの数を3つに絞りました。 - 404not found の対策
リンクチェッカーでサイト内のリンク切れを確認。
これについては、効果のほどは定かではありません。 - サーチコンソールで削除記事のURL消去
削除・下書きへ移行した記事のURLをサーチコンソールへ削除申請
Google検索でURLを検索して、表示された記事のURLをサーチコンソールに削除申請 - 『PageSpeed Insights』で、サイトの表示速度計測
モバイルページの表示速度がメッチャ遅い事が判明。
以下の対策をしました。
①画像の再最適化
②「Flying Scripts by WP Speed Matters」(WordPress プラグイン)の導入
以上の対策後、モバイルページののスコアが84前後に改善。 - 前後編に分けて書いていた記事を1つにまとめた
ボリュームのある記事を前後編として2つに分けていましたが、これを1つの記事に統合。
1つ目の記事を非公開とし、redirectionでリンクを修正。 - アドセンスコードを404ページに貼らない様にヘッダーにコードを追記
- 固定ページをnoindexタグを設定(文字数が少ないので)
- 全ての画像にaltタグ(代替テキスト)を記入
- 未加工のアイキャッチ画像を「Canva」で加工
記事の顔ともいうべき「アイキャッチ画像」ですが、結構適当に作っていたものが多かったので大半をきれいに作り直しました。
作り直しの際に役に立ったのが、『Canva』というサイト。
お手軽に洒落たデザインのアイキャッチ画像が無料で作れます。
無料でもそこそこのことはできますが、有料プラン だと使える機能やフォントなどの種類も豊富で自由自在にデザインできます。 - 見える限りのアフィリエイトリンクを削除
色んなサイトで、
「AdSense 審査中はアフィリエイトリンクを外すべし」
と書かれていたので、すべてのアフィリエイトリンクを外しました。
めっちゃ時間かかった・・・(涙)
でも効果は見られず・・・。 - 審査申請時にサイトのURLを修正
AdSense の審査申請した URL が何故か「https://gaten-it.com」になっていたので「https://gaten-it.com」に修正して申請 - ブログ「生活の羅針盤」を参考に、記事の上・下、サイドバーにアドセンスコードを挿入
残念ながら、今回は効果がなかったような気がします。 - Google検索でランクインしていない記事を下書きへ移行
日常的に『検索順位チェックツール GRC 』で各記事の検索サイトでの順位チェックをしています。(GRC は導入して正解・・・・というか、まだの人は導入するべきです)
Googleである程度の検索順位を獲得できているサイトだけを公開としました。
最終的に公開記事数が10記事程度になりましたが、効果みられず。 - 参考になりそうな書籍を読み漁る
SEO に関する書籍や文章の書き方に関する本、AdSense に関する本も読みました。
直接の決定打にはなりませんでしたが、参考になる事は多かったと思います。
コチラの書籍では「NGキーワード」の紹介もあるのですが、意外な単語もNGになるようでスンゴイ参考になりましたよ。
『検索順位チェックならRank Trackerがオススメ!』と言う記事をよく見るけど、Rank Tracker は Mac 用のアプリケーション。
Windows パソコンをメインに使っている人なら『GRC』一択!
ライセンスの種類は、「ベーシック」「スタンダード」「エキスパート」「プロ」「アルティメット」の5種類。
どれにするか迷うかもだけど、個人ブログ程度なら一番安価な「ベーシック」がオススメ。
登録できるブログのURLが 5 つ、登録できるキーワードが 500 もあるから、よほどのことが無い限りこれで十分です。
これでたったの¥495/月!(年払いすると¥4,950/年で、¥990オトク)
ちょっと1~2ヶ月位お試しして、自分に合いそうなら年払いに移行するというのもアリかも。
・・・因みに、あの有名ブロガー「ヒトデ」さんも使っているとの事。
・・・・いやー、あらためて書き出してみるとありとあらゆる事をやってますね(笑)。
これだけの対策をしてみましたが、相変わらず審査には通過しませんでした。
不合格の内容としては毎回、
という返事(?)が返ってきます。
その後も
- 少しでも「審査に引っかかるかも?」な記事を下書きへ移動
下書きへ移行した記事を Google Search Consol で削除依頼。
下書きに戻した記事のうち、いくつかを公開に戻す。
公開に戻した記事のアフィリエイトリンクを削除。 - 公開済記事のアフィリエイトリンクをほぼ全て削除
と言った対策をしていって、気が付いたら公開している記事が10記事以下になっていたりしました。
完全に迷走しています(笑)。
WordPress の有料テーマや、WEBサイト作成ツールの導入なども検討したりなんかしてました。
15回目の不合格でアドセンスをあきらめる
思いつく限りの対策をしましたがアドセンス審査には合格せず、Googleさんの顔色(?)を気にしながら記事を書くことが増えて、だんだんとブログを続けることがストレスになり始めます。
更に、アドセンス審査対策として記事数を減らしたことでブログの形も崩れていき
「何のためにブログをやっているのかわからない」
ような状態に。
という事もあって、とうとう15回目の不合格で
「アドセンスはあきらめよう!」
と思い、対策を取るのをやめました。
下書きに戻していた記事の大半を再度公開し、アフィリエイトリンクも復活させました。
アフィリエイトリンク、Rinkerのリンクの再設置など、結構時間がかかりました。
その数日後、試しに16回目の審査申請を試してみてやはり不合格。
この頃から少しづつサイトへのアクセスが増えてきて、平均で200PVちょい/日といったところ。
アクセスしてくれる人が増えたことでモチベーションも少しだけ回復して、記事を2つほど投稿しました。
もっとまじめに投稿しないといけないんですが、アドセンス審査に落ち続けたこともあってモチベーションが・・・ (苦笑)
何となくアドセンス審査申請 → 合格?
16回目の不合格から一ヶ月くらい経過した頃です。
ふと思い出して、何気なく17回目のアドセンス審査の申請をしました。
モチロン、アドセンスはあきらめているので何の対策もしていません。
アフィリエイトリンクもタップリ貼ったままです。
申請手続きをした後は、申請した事すら忘れていました(笑)
申請した翌日、「Google AdSense」から一通のメールが届いていました。
いつもならメールのタイトルは
「AdSense へのお申し込み状況について-お客様のサイト・・・・」
ですが、今回は
「お客様のサイトで AdSense 広告を配信する準備が整いました・・・」
となっています。
一瞬、状況が飲みこめませんでした。
そりゃそうです。
今まで散々対策をしても審査に合格できなかったのに、何の対策もせずに合格したんですから。
恐る恐るメールを開いてみると、
・・・どうやら間違いではないようです。
逢いたくてたまらなかった、(名前も知らない)貴女・・・・・
遂にご対面です。
試しにcocoon側で広告設定をしてみると、ちゃんと広告が表示されています。
手動広告は即時表示されましたが、自動広告は設定してから広告が表示されるまでに時間がかかる(24時間?)らしいです。
せっかちな管理人は「24時間」が待てず、自動広告はまだ試していません(笑)
【Google AdSense】色々な対策をしても不合格続き→諦めた途端に合格:まとめ
紆余曲折ありましたが、17回目の申請で Google AdSense の審査に合格しました。
残念ながら合格の決め手はハッキリ言ってわかりませんが、最後の審査申請をした時は
- 公開記事数:40記事
(前回申請時から2記事追加) - 前回の不合格通知から一ヶ月くらいのインターバル
- アフィリエイトリンクはすべてのページに設置
と言った状況でした。
前回と違っていたのは
- 記事数
2記事追加 - 申請のタイミング
前回の不合格から一ヶ月経過
の2点です。
私のように、色々な対策をしても審査に合格できない方もいらっしゃると思います。
当サイトの例が他の方に当てはまるとは言えませんが、
- 記事を追加する
- 申請の間隔を少し開けてみる
と言った対策を、一度試してみるのも良いかと思います。
では、また!
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